西宮2小の給食アレルギー:献立名類似も一因 市、防止策検討へ /兵庫
毎日新聞 2013年1月22日(火)13時4分配信
西宮市内の小学校で今月11日に給食の卵入りデザートを食べた児童にアレルギー症状が出た問題で、市教委は21日、卵アレルギーがある児童132人が同じデザートを食べていたと発表した。合計で7校の10人が嘔吐(おうと)や発疹などの症状を訴え、いずれも軽症だった。市教委は再発防止策を検討する。
市教委によると、食物アレルギーがある児童や生徒については、保護者が献立表にチェックを入れて連絡、学校が原因物質を除去するなどの対応を取る。
今回、発症の原因となったのは「かたぬきチーズデザート」で、原材料に卵白が含まれていた。市内の給食には、形や大きさが似ているものの、卵白を含まない「かたぬきチーズ」という献立もある。給食に興味を持たせるため、趣向を変えたという。
市教委の調査に対し、発症者が出た7校中3校が「卵白が含まれている認識はなかった」と回答。「献立表にかたぬきチーズと記載してしまい、保護者がチェックできなかった」「保護者がかたぬきチーズと間違えた可能性が高い」と紛らわしさを理由に挙げた。
卵白が含まれていると認識していた4校も「配膳後に除去する予定だったが、目を離した間に児童が食べてしまった」「保護者から除去の指示書がなかった」などと回答。市教委が作成したマニュアルには配膳時の細かい規定はなく、児童や生徒のプライバシーに配慮しつつ、見直しを検討する。【高瀬浩平】
〔阪神版〕
1月22日朝刊