県立特別支援学校のわいせつ:元職員を書類送検へ 児童福祉法違反容疑、女子3人に行為か /長野

県立特別支援学校のわいせつ:元職員を書類送検へ 児童福祉法違反容疑、女子3人に行為か /長野
毎日新聞 2013年1月26日(土)12時26分配信

 県立特別支援学校の女子生徒にわいせつ行為をしたとして同校の30代男性職員が24日に県教委から懲戒免職処分を受けた問題で、県警はこの元職員を近く児童福祉法違反容疑で書類送検する方針を固めた。元職員は県警の任意聴取に対し、容疑を認めているという。
 捜査関係者によると、寄宿舎勤務だった元職員は昨年秋の夜間、女子生徒の部屋に忍び込み、生徒が18歳未満と知りながら、わいせつな行為をさせたとしている。また、他の女子生徒2人を含め、計3人に1年以上にわたり、わいせつな行為を繰り返したとみられる。
 県教委などによると、元職員は当直勤務の時に1人で部屋を巡視する場合があり、その際に行為に及んだという。寄宿舎は男女生徒計約30人が利用しており、男女別室で1部屋4人。指導員は、元職員を含め十数人おり、日勤と夜勤で交代勤務している。夜の巡視は午後10時半と午後11時にあり、生徒の部屋に鍵はかかっていない。【福富智、巽賢司】
1月26日朝刊

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする