二度と行わない…監督、誓約書半年後にまた体罰

二度と行わない…監督、誓約書半年後にまた体罰
読売新聞 2013年1月28日(月)12時23分配信

 愛知県立豊川工業高校陸上部の監督を務める男性教諭(50)が複数の部員に体罰を繰り返していた問題で、この教諭が2009年1月、体罰を受けた別の部員の保護者からの要望で「二度と行き過ぎた指導を行わない」とする誓約書を校長に提出していたことが分かった。

 同校によると、当時の部員の父親から「息子が体罰を受けている」との訴えが学校にあり、父親の要望で教諭が校長宛ての誓約書を書いた。行き過ぎた指導を認めた上で「二度とこのような指導はしない」とする内容で、この部員は間もなく退部したという。

 ところが、その半年後には別の部員にデッキブラシを使って体罰を行ったことが発覚。同校は県教委に報告し、教諭は訓告処分を受けたが、その後も部員への体罰は続いていた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする