生徒平手打ち、教諭依願退職…胸つねったことも

生徒平手打ち、教諭依願退職…胸つねったことも
読売新聞 2013年1月28日(月)22時37分配信

 名古屋経済大学高蔵高校(名古屋市瑞穂区)の30歳代の男性教諭が、顧問を務めるサッカー部の3年生男子生徒に体罰をし、けがをさせていたことが同校や愛知県への取材でわかった。

 教諭は今月15日付で依願退職したという。

 同校によると、教諭は今月8日、生徒に対し、同3日に行われた部の行事に出席せず、後日の呼び出しにも応じなかったとして顔を平手打ちし、生徒は口の中を切るけがを負った。学校側が事情を聞いたところ、教諭は体罰を認めた上、冬休み中の合宿で、別のサッカー部員の生徒にも平手打ちをしたと報告したという。

 この教諭は2011年9月にも、体育の授業で忘れ物をした生徒の胸をつねったとして訓告処分を受けていた。水野敦之副校長は「教諭らには生徒との接し方について指導をしてきたのに、このようなことになって残念」と話した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする