バレー部顧問、2部員に体罰…長野・小布施中

バレー部顧問、2部員に体罰…長野・小布施中
読売新聞 2013年1月29日(火)13時38分配信

 長野県小布施町の町立小布施中学校で、男子バレーボール部顧問の男性教諭(27)が昨年、部員2人に体罰を加えていたことが29日、わかった。

 1人が口の中を切るけがをしたといい、県教委などが詳しい事実関係を調べている。

 学校によると、教諭は昨年9月、飲食店の外に置いてあったペットボトル飲料を無断で飲んだとして、2年生部員を蹴るなどしたほか、同12月には県内で行われた練習試合で、1年生部員の顔を殴ってけがをさせた。1年生部員を殴ったことについて、教諭は「しっかり育てたいという思いが強すぎた」と話しているという。

 教諭は29日付で顧問を外れた。同中の佐藤厚彦校長は「体罰をしてしまったことは指導不足で申し訳ない」と話している。同中男子バレー部は、全国中学校体育大会で過去に2年連続ベスト16入りしたこともある。

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