新たに論文盗用80カ所 椙山女学園大の停職教授

新たに論文盗用80カ所 椙山女学園大の停職教授
朝日新聞デジタル 2013年2月4日(月)15時32分配信

 執筆した論文に盗用があったとして停職6カ月の処分を受けた椙山女学園大(名古屋市)現代マネジメント学部の後藤浩教授(58)が、ほかにも約80カ所盗用していたとして追加の停職処分を受けることが4日、分かった。

 大学を運営する椙山女学園によると、後藤教授は2000年から11年までに発表した6編の論文の123カ所で、出典を示さずに他人の著作から盗用したとして、昨年8月に処分を受けた。学園の調査に対し、後藤教授が「ほかにも不正な引用があった」と申告したという。

 停職処分が2月5日に解けるため、学園は翌6日から、さらに2カ月の停職処分とする。

 同大では昨年4月、2度にわたって論文盗用があったとして、現代マネジメント学部の別の教授を懲戒免職処分にしている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする