体罰:県教委が調査開始 児童・生徒に保護者も対象 /徳島
毎日新聞 2013年2月5日(火)16時36分配信
大阪市の高校で教諭に体罰を受けた生徒が自殺した問題を受け、県教委は県内の全ての公立小・中学校と高校で、体罰に関する実態調査を始めた。児童・生徒約8万人とその保護者を対象にアンケート形式で実施する。体罰に関する一斉調査は今回が初。
大阪市での問題を受け、文科省が先月、全国の都道府県教委に調査するよう通知し、県教委は1日に各県立高校と市町村教委に実施を通知した。
調査では、12年4月以降に体罰を受けたことがあるかを尋ね、あった場合は内容などを詳しく書いてもらう。学校ごとに取りまとめて県教委に報告し、集計後、文科省に報告する。調査は4月半ばまで続けるが、今月末にいったん中間集計をすることにしている。【大原一城】
2月5日朝刊