懲戒処分:飲酒運転の教諭停職 免職を適用せず−−県教委 /秋田

懲戒処分:飲酒運転の教諭停職 免職を適用せず−−県教委 /秋田
毎日新聞 2013年2月28日(木)12時28分配信

 県教委は27日、飲酒運転で検挙された秋田市立小の20代男性教諭を停職1年の懲戒処分としたと発表した。これまで飲酒運転した教職員は原則懲戒免職としていたが、昨年3月の秋田地裁判決で飲酒運転を理由に教諭2人を懲戒免職とした県教委の判断が取り消されたことなどを受け、「総合的な判断」として免職に次ぐ重い処分とした。
 教諭は昨年10月19日夜に飲酒後、市役所駐車場に止めていた自家用車内で仮眠。翌20日午前8時ごろ、駐車場から出たところで県警に呼び止められ、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で検挙された。秋田地検は1月31日、教諭を不起訴処分とした。県教委は悪質ではないとして免職処分を適用しなかった。
 このほか、県立高校の男性教諭が、顧問を務める運動部の部員に11年9月から昨年11月まで平手で頬をたたくなどの体罰をしたとして、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。【仲田力行】
2月28日朝刊

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