女児を純粋に育て、自分の子を産ませたいと箱に押し込む…略取初公判で罪状認める

女児を純粋に育て、自分の子を産ませたいと箱に押し込む…略取初公判で罪状認める
読売新聞オンライン 2020/11/27(金) 11:23配信

 オンラインゲームを通じて知り合った横浜市の小学4年の女児を2日半にわたって連れ回したとして、未成年者略取罪に問われた東京都葛飾区、無職の男(38)の初公判が26日、横浜地裁(青沼潔裁判官)であり、男は起訴事実を認めた。

 起訴状などでは、男は9月2日夕、横浜市内の駐車場で、女児を乗用車の後部座席に置いた段ボール箱に押し込むなどして連れ去り、被告宅近くで県警捜査員が女児を保護した5日未明までの間、支配下に置いたとしている。

 冒頭陳述で検察側は、被告が事件当日、女児と待ち合わせて車内でゲームをさせ、女児が帰宅しようとしたところ、無理やり箱に押し込んだと説明。動機については、「被告は成人の女性を不純な存在だと考え、女の子をさらって純粋に育てあげ、自分の子供を産ませたいとの願望を抱き、その機会をうかがっていた」と主張した。

 一方、横浜地検は26日、別の女児に対する強制わいせつ罪で、男を13日に追起訴したことを明らかにした。東京都内の公園の公衆トイレで2016年5月19日頃、13歳未満の女児にわいせつな行為をしたとしている。

9歳の女の子を誘拐した罪に問われた元保育士の男は、初公判で起訴内容を認めた。
元保育士で、無職の大竹晃史被告(38)は9月2日、オンラインゲームで知り合った神奈川・横浜市青葉区の小学4年の女の子を、車の後部座席の段ボールに押し込んで、東京・葛飾区の自宅に連れ去った、未成年者略取の罪に問われている。
26日の初公判で、大竹被告は「違うところはない」と述べ、起訴内容を認めた。
検察側は、冒頭陳述で「車内で女の子は『親が心配する』と泣いていたが、大竹被告はそのまま連れ去り、自宅で『用が終わったら帰してあげる』、『ぶたれたいの、静かにしろ』などと言い、女の子の頬をたたいていた」ことなどを明らかにした。

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