宮崎公立大:理事長に金丸氏 宮崎市長方針、副市長職退任へ /宮崎

宮崎公立大:理事長に金丸氏 宮崎市長方針、副市長職退任へ /宮崎
毎日新聞 2013年3月12日(火)16時9分配信

 宮崎市の戸敷正市長が、宮崎公立大の理事長に金丸健二副市長(63)を起用する方針を固め、市議会に伝えた。同大は井上雄二理事長(60)が現在、学長兼務で務めているが、理事長の任期を約2年残して3月末に退任予定という。
 複数の市議によると、戸敷市長は8日の市議会代表者会で「4月の新学長就任を機に、公立大の体制を一新したい」と説明。後任理事長に「市と公立大の連絡役で、大学の事情に精通している」として金丸副市長を任命する考えを示したという。市は大学の設立者で、理事長の任命権は市長にある。
 金丸氏は市総務部長、上下水道局長などを経て、10年3月から事務担当の副市長。理事長就任が決まれば、副市長職は任期を約1年残して退任となる。
 公立大は教職員による学生らへのセクハラ問題が相次ぎ、前学長が昨年1月に辞任。井上理事長が学長を兼務していた。新学長は4月、福岡大の林弘子教授の就任が決まっている。【中村清雅】
3月12日朝刊

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