「見逃し三振」2部員の頭、バットで…教諭減給
読売新聞 2013年3月14日(木)7時59分配信
野球部の練習試合中に生徒の頭をバットでたたいてけがを負わせたとして、北海道教育委員会は13日、空知管内の高校の男性教諭(58)を減給3か月の懲戒処分にしたと発表した。
道教委によると、男性教諭は2010年9月、顧問をしていた野球部の練習試合で、2人続けて「見逃し三振」となった当時2年生と1年生の男子部員の頭部をノックバットのグリップで1回ずつたたいて、それぞれ4針、1、2針縫うけがを負わせた。男性教諭は当時の校長に報告したが、道教委への報告はされていなかった。昨年3月、道教委に投書があり、体罰が発覚した。
このほか、女子生徒と性的な関係を持った道央地方の中学男性教諭(30)と、学校の廊下で女子生徒の尻を触った道東地方の高校男性教諭(52)、インターネットで音楽作成ソフトを違法に販売した旭川市の中学男性教諭(47)の計3人を懲戒免職処分とするなどした。