高校入試:甲府昭和高、誤入力で「不合格」 受験生開示請求で判明 県教委謝罪、合格に /山梨

高校入試:甲府昭和高、誤入力で「不合格」 受験生開示請求で判明 県教委謝罪、合格に /山梨
毎日新聞 2013年3月16日(土)12時52分配信

 県教委は15日、県立甲府昭和高(阿部邦彦校長)が13年度後期入試で集計時の得点入力を誤り、受験生1人を不合格としていた、と発表した。合計点(500点満点)が実際の点数より50点低く入力され、受験生が県側に情報開示請求を行ったことから発覚した。同高は受験生に謝罪すると共に合格を通知し、受験生も入学の予定だという。
 県教委高校教育課によると、同高普通科後期入試の集計に当たった同高教員らが、数学の解答用紙の得点欄(100点満点)に記された点数の十の位の「7」を「2」と読み間違えて入力。複数回の確認作業でも気付かなかった。同高は受験生の合計得点が合格基準を満たさないとし、14日に不合格と発表した。
 同日、学校側から各科目の得点開示を受けた受験生は自己採点と著しく異なることに疑問を持ち、県民情報センターに採点後の解答用紙を開示するよう請求。県教委の報告を受け学校側が確認し、誤りが判明した。阿部校長は受験生と親に謝罪。既に合格発表済みの定員280人に加え、この受験生も合格とすることにした。
 赤池亨・県教委高校教育課長によると、解答用紙の得点記入欄は太い線で囲まれており、「(手書きで記入された)7と下の棒線が重なると、見間違える可能性がある」と指摘。各県立高に集計の再点検をさせた。甲府昭和高以外に誤りはなかったという。「原因を究明し、誤りのない入試業務を周知徹底する」と話した。【屋代尚則】
3月16日朝刊

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