駆け込み退職:教職員の再雇用認める 県教委方針 /静岡

駆け込み退職:教職員の再雇用認める 県教委方針 /静岡
毎日新聞 2013年3月16日(土)10時51分配信

 退職手当の引き下げ前に地方公務員が退職する駆け込み退職問題で、県教育委員会は15日の定例会で、駆け込み退職する教職員の再雇用を認める方針を全会一致で決めた。早期退職者の再雇用を巡っては、委員の中で賛否両論が出されていた。
 同日の定例会では、「20日に退職手当を引き下げることにしたことが混乱の原因だ。早期退職が教員としてモラルがないと結びつけるべきでない」「11月の時点で選考しているのだから、内定を取り消す相当の理由はない」などの意見が出された。一方で、「再雇用の制度にも欠陥が見えつつある」との声も上がり、今後制度の見直しを行っていくことを決めた。
 県内では、退職手当の引き下げは20日から実施予定となっており、今年度で定年退職を予定する県内公立学校の教職員588人のうち14日現在で、267人が退職手当の引き下げ前に退職する意向を示している。うち53人が4月1日付で再雇用されることとなった。
 県によると、19日以前に退職すると20日以降の退職よりも約120万〜150万円多く手当が支給されるという。川勝平太知事は7日の定例記者会見で、再雇用について「明らかにモラルの低下がある」と批判していた。【山本佳孝】
3月16日朝刊

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする