自殺根拠の資料開示求める 変死の女子大生 遺族が提訴 京都
産経新聞 2013年5月18日(土)7時55分配信
平成23年、府内の大学のキャンパスで変死した女子大生=当時(20)=の遺族が、女子大生は飛び降り自殺とした府警の判断の根拠となった捜査関係資料の開示請求について、一部を不開示とした府警本部長の決定を取り消すよう求めて京都地裁に提訴していたことが17日、わかった。訴状は4月19日付。
訴状によると、女子大生は同年6月、通学していた大学で頭から血を流して倒れているのが見つかり、府警は飛び降り自殺と判断した。自殺する理由に心あたりがなかった遺族は同年12月、捜査関係の書類の開示を請求。24年10月までに一部が開示された。
しかし、犯罪捜査や公共の安全と秩序維持に支障があるなどとして、事件性の判定項目や授業を担当していた講師の聴取内容、検視写真など9項目が不開示に。訴状では「不開示は裁量権の範囲を逸脱、または乱用したもので違法だ」として、不開示決定の取り消しを求めている。
府警監察官室は「訴状の内容を検討したうえで対応する」とコメントした。