天童・中1死亡、アンケート結果の開示要望 遺族、学校に不信感

天童・中1死亡、アンケート結果の開示要望 遺族、学校に不信感
山形新聞 2014年3月12日(水)10時37分配信

 天童市の中学1年の女子生徒(12)が山形新幹線にはねられて死亡し、自宅からいじめを受けていたと記したノートが見つかった問題で、女子生徒の父親と代理人の弁護士が11日、学校を訪れ、生徒を対象にしたいじめアンケートの結果について、開示と資料の提供を要望した。弁護士によると、遺族は学校側の調査に不信感を抱いていることが背景にあるという。学校側は開示の意向を示したが、この日は「準備ができていない」として応じなかった。

 父親と代理人の弁護士3人が学校を訪れ、校長らが対応した。弁護士によると、遺族は1週間ほど前から学校にアンケート結果の開示などを求めており、この日、校長は「きょう来るとは思わず、すぐに用意はできない」と返答したという。

 学校はこれまでアンケートや生徒、教職員への聞き取りで調査を進めているが、遺族に経過説明はしていない。アンケートでは13人の生徒がいじめの具体的な内容を証言し、100人以上がいじめに言及。その内容は実施翌日の1月16日、遺族が学校内で閲覧したが、資料の提供は拒否された。弁護士は「当時の開示では遺族は内容をしっかり把握できなかった。代理人としても内容を確認し、問題があれば再調査を求める」とし、「3カ月が経過してもいじめの内容が分かっておらず、真実を知りたいというのが遺族の気持ちだ」と強調した。

 この日、校長は校舎の通用口付近で遺族らに対応し、校内には通さなかった。帰り際、父親がアンケートの開示を求め土下座する場面もあった。

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