鹿大アカハラ:諭旨解雇通知の農学部教授、意見陳述求め書面提出 /鹿児島

鹿大アカハラ:諭旨解雇通知の農学部教授、意見陳述求め書面提出 /鹿児島
毎日新聞 2013年6月4日(火)16時27分配信

 鹿児島大の50代の農学部教授が、学生9人にアカデミックハラスメント(学内での地位を利用した嫌がらせ)をしたとして大学側から諭旨解雇の懲戒処分とする通知を受けている問題で、教授が意見陳述を求める書面を大学側に提出していたことが分かった。提出は5月31日付。
 大学側は当初、3日の役員会で処分を決める方針だった。しかし、処分に異議を唱える教授側の書面の提出を受け、再度学長や学部長ら33人で構成する教育研究評議会を開き、教授側の陳述を聞く予定。その後、役員会で処分を決定する。
 この問題は、2010年7月に学生が学内のハラスメント相談窓口に相談して発覚。大学の調査で98〜10年度に、研究室の大学院生や学部生計9人を退学や休学に追い込んだり、学位を取らせないなどのいやがらせ行為をしたとして、処分を通知していた。【垂水友里香】
6月4日朝刊

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