わいせつ行為で有罪判決の前尾鷲市長、市議当選
読売新聞 2013年6月9日(日)23時47分配信
三重県尾鷲市議選（定数１３）が９日行われ、愛知県春日井市で経営する学習塾で２０１０年７月、女子高校生の体を触ったとして同県青少年保護育成条例違反で名古屋地裁から懲役６月、執行猶予３年の有罪判決を受けた前尾鷲市長、奥田尚佳(ひさよし)氏（４５）が当選した。
奥田氏は０８年３月、同市長に初当選。市議会で２度、不信任決議が可決されて失職し、０９年７月の出直し市長選で落選した。
有罪判決が出た今年２月、控訴している。市議選には１６人が立候補し、奥田氏は次点と８票差の４９４票を得て最下位当選した。