担任就任拒否で高校解雇は無効…福岡地裁判決

担任就任拒否で高校解雇は無効…福岡地裁判決
読売新聞 2013年6月14日(金)8時27分配信

 福岡県柳川市の私立杉森高校に勤務していたみやま市の男性(48)が、精神疾患により担任就任を拒否したことなどを理由に解雇されたのは不当として、学校法人・杉森学園に地位確認を求めた訴訟の判決が13日、福岡地裁であった。

 池田聡介裁判官は「解雇するには医師の意見を確認するなど慎重な対応が必要だった」と述べ、解雇無効と未払い賃金計約700万円などの支払いを命じた。

 判決によると、男性は1991年に採用されたが、2006年頃からうつ病を発症、休職を繰り返したため、負担軽減措置で副担任になった。11年9月、担任就任を拒否すると「精神障害で業務に耐えられない」などの理由で、同年10月に解雇された。

 男性は「主張が認められた。今後も教員として頑張りたい」とした。同校は「判決文を見ておらずコメントできない」としている。

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