プールに女児転落か 富士宮の保育園、意識不明
@S[アットエス] 2013年10月17日(木)7時33分配信
16日午後4時10分ごろ、富士宮市野中東町の保育園から、保育中に一時行方が分からなくなった1歳4カ月の女児が園内プールの水の中で見つかった、と110番があった。発見時、女児は意識不明の状態で、市内の病院に搬送された。富士宮署は当時の状況を詳しく調べている。
同署によると、プールは縦約10メートル、横約5メートル、深さ約50センチ。屋外にあり、水が張ってあった。周囲にはフェンスが設置されていた。服を着た状態で発見され、目立った外傷はなかったという。保育士が同4時前まで、女児がそばにいるのを確認しているという。
同署はプール入り口の施錠の有無など園の管理態勢を調べる。市子ども未来課によると、園と市は17日にも保護者説明会を開き、記者会見を行う予定。
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富士宮の園児プール転落 門扉隙間から進入か
@S[アットエス] 2013年10月17日(木)14時34分配信
富士宮市野中東町の保育園で16日、保育中の1歳4カ月の女児がプールに転落し、意識不明で病院に搬送された問題で、プール入り口の鉄製門扉に隙間ができる不備があり、女児がプールサイドに進入した可能性があることが17日分かった。同園と市が17日午前に記者会見し、明らかにした。
同園によると、女児は16日午後3時半ごろまで他の園児と遊んでいたが、同50分ごろに行方が分からないと保育士が気付いた。約20分後、プールにあおむけで浮いている女児を発見した。門は観音扉タイプ。施錠されていたが、老朽化のため押すと15〜20センチ程度の空間が生じるという。
園長は「地域の保育事業を揺るがす事態。深くおわび申し上げる」と陳謝。門扉改修や職員の危機管理研修などで再発防止に努めると説明した。