高校入試にマークシート検討=採点ミス多発で―大阪府教委

高校入試にマークシート検討=採点ミス多発で―大阪府教委
時事通信 2013年6月18日(火)14時56分配信

 大阪府教育委員会は18日、今春の府立高校入試で採点ミスが相次いだことを受けて、一部試験へのマークシート方式の導入を検討する方針を固めた。採点・集計時の教員の負担を軽減することで、ミスをなくす考え。早ければ来春の入試からの実施を目指す。
 府教委によると、公立高校入試でマークシート方式を採用する自治体は、全国でも聞いたことがないという。
 府教委は14日、今春の大阪府の高校入試で、全府立高校の3分の1に当たる54校で、不正解を正解としたり、配点を間違えたりするなど計114件の採点ミスがあったと発表した。本来は合格なのに不合格とされるなど、2校4人の合否判定に影響があった。府教委幹部は「ヒューマンエラーとしか言いようがない」としている。

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