<名古屋・中2自殺>「死ね」発言、担任「認識していない」

<名古屋・中2自殺>「死ね」発言、担任「認識していない」
毎日新聞 2013年7月12日(金)21時9分配信

 名古屋市南区の市立中2年の男子生徒(13)が「死ねと言われた」などのメモを残して10日に自殺した問題で、クラス担任の女性教諭(31)が12日、記者会見した。男子生徒が10日のクラス会で別の生徒に「死ね」と言われたのに、担任が適切な対応をしなかったとの生徒らの証言について「認識していない」と否定した。いじめの有無を問われると「ちょっかいを出されやすい生徒ではあった」と答えた。一方、クラス内で「あいさつで日常的に『死ね』『キモイ』『ウザイ』と交わすような状況があり、心を痛め、聞くたびに注意してきた」と話した。

 担任は冒頭に「1人の命が失われたのが大変悲しい。悔しくてなりません」と述べた。男子生徒が同級生に筆箱から鉛筆を取られたり、小突かれたりするなど「ちょっかい」を出されるのを目撃し、そのたびに注意してきたとした。10日のクラス会で担任が自殺をあおるような発言をしたと一部で報道されたことに対し「決して言っていない」と強く否定した。

 市教委は12日、全校生徒にアンケートを実施、一部の回答を明らかにした。10日のクラス会で男子生徒が「2人の子に『キモイ』と言われていた」「死ねと言われていた」「担任が(自殺を)やれるものならやってみろと言った」などとする記載があった。いじめについては「『キモイ』『死ね』と言われている」「文房具などを、手が滑ったといって落とされている」などの回答があったという。

 ただ、市教委は回答内容は伝聞が多いとみており、精査して16日に回答の分析を公表する方針。【花岡洋二、三木幸治】

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