県教委:中学生買春の教諭免職 体罰などで6人を処分 /長野
毎日新聞 2013年07月12日 地方版
県教委は11日、女子中学生を買春したとして、茅野市立長峰中の上條敬治教諭(41)を懲戒免職処分とした。また、松本市内の複合商業施設で女子高生の肩を抱き寄せるなどしたとして、を停職3カ月、生徒に体罰をしたとして中高の男性教諭ら5人を減給―戒告の処分とした。
県教委によると、上條教諭は昨年11月、インターネット上の出会い系サイトで知り合った女子中学生に現金数万円を渡し、買春したとしている。上條教諭は5月に県警に逮捕されたが、その後不起訴処分となった。県教委は「本人の始末書などから、18歳未満の児童を買春したのが明らかになった」と説明した。
体罰で処分された5人は、いずれも県教委が昨年度実施した体罰調査で明らかになった。内訳は中学校1人、高校4人。処分は減給3人、戒告が2人。部活動中などに生徒の頬を平手でたたくなどした。【小田中大】