生徒揺すりけがさせる 久御山中教諭が不適切指導
京都新聞 2013年7月31日(水)15時9分配信
京都府久御山町坊之池の町立久御山中で今月5日、理科担当の男性教諭(60)が休み時間に2年生の男子生徒の首元をつかんで激しく揺さぶり、軽いけがを負わせていたことが31日、町教育委員会や学校への取材で分かった。
生徒は首にひっかき傷を負った。教諭は授業中の生徒の行為に腹を立てたといい、町教委は「詳しい状況は言えない」としている。教諭は5日夕に学校に報告し、不適切な指導だったとして同夜、校長や教諭が父親に謝罪した。
学校は学年保護者会を開いて事情を説明し、1学期中は教諭に授業を担当させない措置を取った。
光島正豪校長(57)は「学校の信頼を損ねて遺憾だ。教員の研修の見直しも含めて再発防止策に努めたい」と話した。