鳥取県教委 教諭ら2人懲戒免職 女性所有物に体液、飲酒事故
産経新聞 2013年8月21日(水)7時55分配信
鳥取県教委は20日、女性所有のリップクリームに自分の体液をつけて、器物損壊容疑で逮捕された元教諭で県教育センターの男性指導主事(38)と、飲酒自損事故を起こした県立米子高校の男性教諭(53)を懲戒免職処分にした。
同教委によると、指導主事は今年1月5日、県西部の県立高校で女性教諭所有のリップクリームに体液を塗り、使用できなくさせ、境港署に逮捕された。指導主事は米子簡裁から7月26日、罰金30万円の略式命令を受け、即日納付。「若い女性に興味があった。大変、申し訳ないことをした」と反省しているという。
教諭は5月18日夜、米子市内の居酒屋で開かれた同僚の送別会でビールなどを飲み、軽乗用車を運転して植木囲いのブロックに衝突。腹部にけがをしたが、そのまま車を放置して徒歩で帰宅した。米子署は教諭を今月12日、道交法違反(酒気帯び運転など)で書類送検した。
これで今年度に入り懲戒免職処分を受けた県教委の教諭、職員は計3人(昨年度は年間3人)。横●純一教育長は「県民の皆さまや子供たちに対して大変、申し訳なく、残念でなりません。信頼回復と不祥事の根絶に向けて取り組みたい」とコメントした。
●=さんずいにウかんむりに眉の目が貝