教え子にわいせつ行為、進学塾講師を逮捕 “ご褒美”に文房具
産経新聞 2013年8月22日(木)10時45分配信
進学塾大手「浜学園」(本部・兵庫県西宮市)の系列教室で女児の体を触ったとして、大阪府警捜査1課は21日、強制わいせつ容疑で、同学園グループ講師、佐藤功一容疑者(28)=同府茨木市双葉町=を逮捕したと発表した。佐藤容疑者は「清潔感があり、きれいな子だったので、いやらしいことをしようと思った」と容疑を認めているという。
府警によると、佐藤容疑者は昨年夏ごろから、この女児へのわいせつ行為を繰り返し、「ご褒美」と称してキャラクターグッズの文房具を与えるなどしていた。同じ教室に通う別の女児が7月、府警にわいせつ被害を相談したことから発覚。府警は他の教え子への余罪がないか調べる。
逮捕容疑は昨年12月上旬、茨木市別院町の教室での授業後、教え子の当時小学生の女児に「勉強をするのと、こちょこちょするの、どっちがいい?」などと声をかけ、胸を触ったなどとしている。女児はその後、退塾していた。
浜学園は中学受験の最難関・灘中(神戸市)への進学実績が全国屈指で、大阪や兵庫を中心に教室を展開している。同学園は「大変深刻な事態と受け止めており、心からおわびしたい」とコメントした。