中学校講師ら懲戒免職処分/香川県教委
四国新聞 2013/08/29 10:10
香川県教委は28日、高松市内で盗撮をしようとしたことに気づいた保安員を蹴るなどしたとして、高松市立中学校の男性講師(27)を懲戒免職処分とした。
県教委によると、講師は7月2日夕、高松市のコトデン瓦町ビルで女性のスカート内を盗撮しようとし、行為に気づいて声をかけてきた男性保安員に暴行を加え逃走。翌日から学校に出勤せず、同30日に名古屋市内で愛知県警に傷害容疑で逮捕された。
講師は8月16日に県迷惑行為等防止条例違反罪で高松簡裁から罰金10万円の略式命令を受け、即日納付。傷害罪については不起訴処分となった。
県教委はこのほか、7月に計18日間にわたって無断欠勤したとして仲多度郡内の公立小の男性教諭(26)を停職3カ月の懲戒処分とした。教諭は「児童への指導が思うようにいかず、思い詰めてしまった。本当に申し訳ない」と話しているという。