不正受給と着服の2人を懲戒免職 北海道教委が7件処分

不正受給と着服の2人を懲戒免職 北海道教委が7件処分
北海道新聞 2013/08/29 02:10

 道教委は28日、8年10カ月にわたり、総額286万2千円の住居手当を不正に受給した旭川市内の特別支援学校の女性寄宿舎指導員(58)を懲戒免職にするなど、7件の懲戒処分を発表した。

 道教委によると、女性は、自ら所有する旭川市内のアパートに賃貸で入居していると偽って、2004年7月〜13年4月分の住居手当を不正受給した。道教委は、詐欺などの容疑で刑事告訴する方針。

 後志管内岩内町の男性小学校教諭(40)は会計を担当していた少年団の活動費約37万円を着服し、懲戒免職。この学校の女性校長(58)も監督責任を果たさなかったとして、戒告とした。

 伊達市の男性小学校教諭(42)は、授業中後ろを向いて話し続けたなどとして、5年生の男子児童5人の頭部をたたくなどし、減給10%2カ月。

 問いかけを無視したなどとして、中学2年の男子生徒を引き倒すなどして腕を打撲させた同管内余市町の男性中学校教諭(47)と、合唱指導中に中学1年の男子生徒をロッカーに押し当て首を打撲させた渡島管内の男性中学校教諭(41)はそれぞれ減給10%1カ月とした。

 函館市の男性中学校教諭(27)は生徒217人分のテスト結果のデータを保存したUSBメモリーを紛失したとして、戒告とした。

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