薬事法違反:小学校教諭を起訴 違法ドラッグなど密輸 /長野

薬事法違反:小学校教諭を起訴 違法ドラッグなど密輸 /長野
毎日新聞 2013年09月07日 地方版

 指定薬物を含む違法ドラッグなどを密輸したとして小学校教諭が逮捕された事件で、地検飯田支部は6日、松川町立松川北小教諭、近藤仁生(きみお)容疑者(43)=中川村大草=を薬事法違反罪で地裁飯田支部に起訴した。

 起訴状によると、近藤被告は今年5月上旬、輸入販売が規制されている指定薬物を含んだ液体、通称ラッシュ(RUSH)の入った小瓶5本を米国から輸入したとしている。

 近藤被告は8月19日、飯田署などに薬事法違反と麻薬及び向精神薬取締法違反の両容疑で逮捕されたが、地検飯田支部は6日、麻薬及び向精神薬取締法違反容疑については不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。近藤被告は同容疑にあたる麻薬と指定薬物を含むハーブ片の輸入については「おまけで付いてきた。自分は頼んでいない」と同容疑を否認していた。

 捜査関係者によると、近藤被告の自宅からは今回の物とは別の白や茶色の粉、乾燥ハーブ片などが数点見つかっており、県警は麻薬及び向精神薬取締法違反容疑を視野に引き続き捜査を進める。【巽賢司】

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