1年生の急所に熱湯…高校野球強豪校「恐怖の合宿所」

1年生の急所に熱湯…高校野球強豪校「恐怖の合宿所」
日刊ゲンダイ 2013年10月10日(木)10時26分配信

 今回も現場は「寮」だ。
 鹿児島城西高校野球部の1、2年生4人が8月、寮の浴場にいた1年生の下半身に熱湯をかけ、やけどを負わせていたことが8日にわかった。被害に遭った部員は当時、保護者に連絡しようとしたところ携帯電話を取り上げられ、「股ずれしたことにしておけ」と口裏合わせもさせられていた。保護者は警察に被害届を出した。同校は11年にも野球部員が現金を盗むなどの不祥事があった。

 高校野球の暴力事件は寮や合宿所で多発している。春夏合わせて7度の全国制覇を誇るPL学園では、過去に不祥事が多発。今年2月にも、2年生が1年生の腹にひざを落とし、この1年生は痙攣(けいれん)を起こし救急車で病院に運ばれた。同学園はあまりに暴力行為が繰り返されるため、今は野球部だけの寮は廃止。他の運動部員と一緒の寮になっているが、それでもあしき体質は残っている。

 青森の強豪校である青森山田でも、11年12月に2年生が寮で1年生部員に暴行を加え、翌日、死亡する事件があった。

 ある高校野球OBが言う。
「私のいた高校も1年生は先輩の買い物、洗濯、用具磨きは当たり前。夜中に起こされ、先輩の部屋で正座させられての説教や2時間以上のマッサージなんていうのはかわいいもんです。態度が悪いと呼び出された1年生は、正座して両手を背中に回されバットで固定。腹を何度も蹴飛ばされ内臓を痛めて退部した。この事件は明るみに出なかった。関東のある学校では1年生を羽交い締めにし、『ムスコ』をしごいて大きくし、ビンに突っ込む儀式があると聞いた。桐光学園の松井裕樹は高校入学の際、多くの強豪校から誘われたが合宿所のある学校は避けた。それは、高校野球の寮は地獄だということを知っているからでしょう」

 私立は入学金や授業料免除の特待生制度があっても、子供が殺されたらかなわない。寮のある私立には行かせるべきではない。

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