北朝鮮の「反政府扇動」を批判 韓国政府が声明発表

北朝鮮の「反政府扇動」を批判 韓国政府が声明発表
聯合ニュース 2013年11月22日(金)18時9分配信

 【ソウル聯合ニュース】韓国政府は22日、北朝鮮が近ごろ韓国国内での「反政府活動」をたきつけているとする統一部報道官の声明を発表した。
 北朝鮮の中傷が単なる韓国に対する非難にとどまらず、韓国国内の反目を煽り立てているとみて、真っ向から反論に乗り出したものだ。
 声明は「北朝鮮メディアは対政府闘争に向けた政党・団体間の連帯を露骨にけしかけているだけでなく、韓国の憲政秩序を否定する勢力までも民主勢力と呼んでいる」と指摘。「こうした言動は、北朝鮮自らが韓国内部の特定勢力を操ってきたことを認めていることにほかならない」と批判し、ただちにやめるよう求めた。
 統一部の関係者は、北朝鮮は朴槿恵(パク・クンヘ)政権の発足後、大統領を名指しで非難するに至り、10月以降はさらに度を越え韓国国内の親北朝鮮勢力に政府との闘争をたきつけていると説明。「こうした言動は内政介入とも関連があると判断した」と、声明を出した背景を語った。
 声明発表の直接の契機となったのは、北朝鮮の祖国統一民主主義戦線中央委員会が20日に出した韓国向けの声明だったとされる。
 同委員会は声明で、北朝鮮寄りの統合進歩党や全国教職員労働組合、全国公務員労働組合などを「民主・統一運動勢力」と呼び、韓国政府がこれらの政党・団体を弾圧していると批判。その上で、独裁の復活を防ぐための闘争に乗り出すよう韓国国民に呼び掛けた。韓国政府の声明に出てくる「憲政秩序を否定する勢力」とは統合進歩党などを指しているとみられる。

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