飲酒事故で小学校教頭を懲戒免職
紀伊民報 2013年11月22日(金)16時50分配信
和歌山県教委は21日、飲酒運転で事故を起こしたとして、和歌山市雑賀崎小学校の武内隆幸教頭(52)を懲戒免職処分にしたと発表した。県内での教職員管理職の懲戒免職は2007年以来。
県教委学校人事課によると、教頭は10月28日、自宅で夕食を取りながら缶酎ハイを約650ミリリットル飲んだ後に1人で軽乗用車に乗り、約1時間半後に海南市船尾の国道42号で路肩の鉄柵に衝突する事故を起こした。車は横転し、けがはなかったが、ドアが開かなかったため通行人の助けを借りて車外に出た。車は片側2車線のうち走行車線をふさいでいたが、そのまま放置。歩きながら携帯電話で日本自動車連盟(JAF)に連絡し、約1キロ先のコンビニでトイレを借り、酔いを覚ますために2リットル入りの水を購入して飲んだ。巡回中の海南署員から職務質問を受け、飲酒や事故を認めた。呼気から政令数値に近い濃度のアルコールが検出された。
教頭は「仕事やプライベートでストレスがたまり、憂さ晴らしのために車に乗った。軽はずみな行動をして反省している」と話しているという。
土肥二郎学校人事課長は記者会見で「教職員を指導する立場の管理職が起こしたことは極めて遺憾で、深刻に受け止めている。今後こういうことがないように、教職員への指導を徹底したい」と謝罪した。本年度の教職員の懲戒処分はこれで7件8人で、飲酒運転によるものは2件2人。