元兵庫県議の死をめぐり虚偽情報拡散…立花孝志氏は名誉毀損で立件なるか?若狭勝弁護士が見解

兵庫県の斎藤知事を告発した文書を調査する県の百条委員会のメンバーだった竹内英明元県議の死をめぐり、再び動揺が広がっている。 自殺したとみられる竹内元県議について、N国党党首の立花孝志氏はSNS上で「(竹内元県議は)県警から事情聴取を受けていた。逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと発信していた。 しかし、20日の兵庫県議会警察常任委員会で、兵庫県警本部の村井紀之本部長は「全くの事実無根であり、明白な虚偽がSNSで拡散されているのは、極めて遺憾だと受け止めている」と、異例のコメントを発表。立花氏が発信した内容を、キッパリと否定した。 また、同会では今回の事態を重く見た委員から「名誉毀損で取り調べて欲しい」との質問が飛んだ。これに県警本部は「法と証拠に基づいて適切に対処してまいりたい」と回答するにとどめた。 一方で、X上では立花氏への批判の声が高まったのか、21日夜に「」がトレンド入りした。果たして、立花氏が名誉毀損で立件される可能性はあるのか。元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士はこう話す。 ■真実相当性がカギ 「今回の件は名誉毀損に該当すると思います。ただ、立花氏が発信した内容について、真実であると信ずるに足る正当な理由や根拠があるのか。つまり、“真実相当性”の有無が争点になります。もちろん、初めから虚偽であることが分かっていながら発信していたとすれば、有罪になる。一方で、立花氏が『自分はこういう根拠があったので、真実だと思った』と、納得できる理由を説明できれば、罪には問われません」 立花氏は20日までに、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。一連の投稿について「間違いでございました」と訂正、謝罪した。そのうえで「社会部的なニュースに詳しい人から情報が入り、県議会議員に詳しい人にも確認した」「真実相当性は自信があります」とも話していた。 ただし、誰から「(竹内元県議が)県警に事情聴取を受けていた」と聞いたのか、具体的には説明していない。 「今後、立花氏がこの件で告発されるかもしれません。そうすると任意の取り調べを受けることになる。あとは立花氏がそこで話す内容次第で、状況は変わってきます」(若狭勝氏) 追及の手をかわせるか。 ◇ ◇ ◇ 通常の警察対応なら「法と証拠に基づき適切に処理する」と繰り返すのが一般的だが、兵庫県警の踏み込んだ発言が際立つ裏には――。●関連記事『【もっと読む】死亡した元兵庫県議めぐる立花孝志氏の発言を県警本部長が完全否定&異例の言及…いよいよ“ガチ捜査”に突入か』にて詳報している。

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