1月22日夜、JR長野駅前で男女3人が刃物で次々と襲われ、49歳の男性が死亡、男女2人が重軽傷を負った事件。26日朝、46歳の男が逮捕されましたが、不安はぬぐえず、小学校では登校の見守りが続いています。 27日月曜日の朝、長野駅に近い鍋屋田小学校では警察や教職員が登校を見守りました。 鍋屋田小学校 PTA会長 岩井勇介さん: 「家庭にいる子どもたちも『安心した』と言っていました。(事件翌日の）23日は3分の1くらいが休んだということがある」 ただ、事件後、県や複数の市町村に犯人を名乗る人物から「30日までに女、子どもを包丁で刺す」などの不審メールが届いていて、学校は見守りを続けます。また、警察もしばらくの間、パトロールを強化するとしています。 一方、長野駅前では亡くなった男性の遺族の要望で、27日午前0時に献花台が撤去されました。 遺族は、「大きな温かなお気持ちを頂き、本人も安らかに旅立つことができると思います」などとコメントを出しています。 事件は1月22日午後8時頃、JR長野駅前で発生し、男女3人が刺され、49歳の男性が死亡、37歳の男性が重傷、46歳の女性が軽傷を負いました。 26日朝、女性に対しての殺人未遂の疑いで長野市の無職・矢口雄資容疑者46歳が逮捕されました。