館山中の2年男子自殺 昨年3月に後任の校長がアンケート破棄

館山中の2年男子自殺 昨年3月に後任の校長がアンケート破棄
産経新聞 2012年10月11日(木)18時58分配信

 千葉県館山市の自宅で平成20年9月に自殺した市立中学校2年の男子生徒=当時(13)=の遺族が、市教育委員会に自殺といじめの関係の再調査を求めていた問題で、自殺直後に全校生徒を対象に実施したアンケート用紙を、後任の校長が昨年3月に破棄していたことが11日、市教委への取材で分かった。同日、県教育委員会が市教委に対し、聞き取り調査を実施した。

 市教委によると、今回のアンケート用紙は重要文書として5年間の保管が義務づけられていたという。しかし、後任の校長は男子生徒の自殺当時の在籍生徒がすべて卒業したことや、アンケートに具体的な書き込みがあまりなかったと判断したことから、昨年3月に用紙を破棄した。

 市教委は今年1月に破棄の事実を把握し、校長を厳重注意としたが、遺族には伝えられていなかった。

 再調査をめぐっては、市教委が9月に「当時以上の情報を得ることはできない」として再調査は困難と回答している。

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