コロナ給付金1億円あまり不正受給か…会社役員の男ら逮捕 コロナ禍のマスク不足で「水着マスク」製造も 福島

うその申請を行い、新型コロナの休業給付金およそ1600万円をだまし取った疑いで、福島県二本松市の会社社長の男など2人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、二本松市にある富樫縫製の社長・冨樫三由容疑者(76)など2人です。 警察によりますと、冨樫容疑者らは、2022年、新型コロナの休業手当を助成する雇用調整助成金制度で、従業員が休業したとうその申請を行い、助成金およそ1600万円をだまし取った疑いが持たれています。 申請を受けた福島労働局によりますと、冨樫容疑者らは22年2月から23年4月までに同じ手口で助成金1億円あまりを不正受給していたということです。 冨樫容疑者の会社は、スポーツウェアなどの製造を手がけていて、20年からはコロナ禍によるマスク不足で水着の素材を使ったマスクを製造していました。 冨樫容疑者(20年当時)「今まで富樫縫製やってきて、地元の人たちがマスク無いで困ってるのであれば、お世話になってきた近くの県内の人たちに供給できる分、少しでも手伝えるのかなと」 警察は、捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。

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