兵庫県警薬物銃器対策課と西宮署などは29日までに、大麻取締法違反(営利目的栽培、所持)の疑いで、いずれもブラジル国籍の男女4人を逮捕し、グループの栽培施設から大麻草計241株や乾燥大麻約18・6キログラムなどを押収した。同課によると、押収物は末端価格で総額1億1千万円相当に上る。 逮捕されたのは食品販売業の男(51)=芦屋市=や、アパレル販売業の男(36)=西宮市=らで、既に起訴され公判中という。 この2人の逮捕容疑は、共謀し昨年6~9月、西宮市老松町の2階建て民家で大麻草90株を栽培するなどした疑い。いずれも調べに容疑を認め、食品販売業の男は「(動機は)もうけるため。利益はなかった」、アパレル販売業の男は「売り上げの10~15%をもらっていた」と説明している。 同課によると、グループは西宮と宝塚市の計3カ所に民家を借りて栽培していた。県警は、食品販売業の男が他の3人に指示を出したり、大麻を売買したりしていたとみている。この男は浜松市に住む弟に大麻約18グラムを売った疑いもあるという。