他人のマイナンバーカードで銀行口座を開き、札幌市内の家電量販店などで携帯電話を購入したとして21歳の男が再逮捕されました。転売目的とみられています。 有印私文書偽造・同行使、詐欺の疑いで再逮捕されたのは住所不定会社員の中村麗斗容疑者(21)です。 中村容疑者は去年11月、他人名義のマイナンバーを使用して銀行口座を開き、同じ名義人で札幌市内の家電量販店などでおよそ17万円相当とおよそ16万円相当の携帯電話を2台購入した疑いが持たれています。警察によりますとマイナンバーの名義人の携帯電話に本人確認の連絡が届き、不審に思って警察に相談したことから事件が発覚したということです。 中村容疑者は容疑を認めていて「マイナンバーの名義人に頼まれてやった」と話しているということです。 中村容疑者は去年10月にも他人名義の運転免許書を使って銀行口座を開設し携帯電話を購入した疑いで逮捕されていました。 警察は転売目的で携帯を購入したとみていて余罪を含めて調べを進めています。