個人情報:広大男性教員、203人情報入ったUSBを紛失 /広島
毎日新聞 2012年11月17日(土)16時6分配信
広島大は16日、大学院理学研究科所属の50代男性教員が、学生や教員ら計203人の氏名や性別、住所など個人情報を記録したUSBメモリーを紛失したと発表した。第三者への流出や不正使用は確認していないという。
発表によると、学生113人▽教員選考応募者29人▽非常勤講師12人▽同研究科教員49人。メモリーは教員が経費で購入し、持ち歩いていた。11月2日に帰省、4日に紛失に気づいたという。5日に警察に届けたが見つからず、16日までに関係者に謝罪した。
大学の規則では、個人情報を記録したメモリーの持ち出しは所属先に申し出が必要。同大は10年6月から二重ロック式メモリーを教員らに配布していたが、教員は使っていなかった。【黄在龍】
11月17日朝刊