元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが、逮捕後初のメッセージを投稿した。 27日、ナインゴランは麻薬の密輸に関する大規模捜査の中、容疑をかけられて逮捕。一晩を刑務所で過ごし、その後に釈放された。 予てからピッチ外での問題がいくつもあったナインゴラン。ただ、今回は麻薬密売に直接関与したわけではなく、金銭のやり取りがマネーロンダリングに当たるとされて逮捕されていた。 条件付きで釈放されたナインゴランは、チャレンジャー・プロ・リーグ(ベルギー2部)のロケレン=テムセに加入し、デビュー戦でCKから直接ゴールを決める華々しいスタートを切ったが、直後に逮捕。そして釈放され戻るという激動の1週間を過ごしている。 ナインゴランは自身のインスタグラムのストーリーズを更新。逮捕後初のメッセージを綴り、周りの支えのおかげで戻ってくることができたと言及。一方で、この件については当分話すつもりはないとし、騒動への終止符を打つことを望んでいるとした。 「ここ数日はとても困難な日々だったと想像できると思う」 「応援してくれたみんなには心から感謝したい。家族や友人の温かいサポート、そしてロケレン=テムセとその素晴らしいサポーター、そしてチームメイトの忠誠心と信頼が、僕に再び軌道に戻る力を与えてくれた」 「そして再び平穏を取り戻した。したがって、僕のプライバシーと回復のための時間を尊重してもらいたいと思う」 「僕は当面、この件に関するいかなるインタビューも受けることは許可されておらず、受けるつもりもない」 「改めて、みんなの支援に感謝する。これは言葉で表現できる以上の意味を持っている。忘れることはない」