(CNN) ベネズエラのギャング組織「トレン・デ・アラグア」の構成員と疑われる容疑者が、米連邦政府によるニューヨーク市での不法移民取り締まり中に逮捕された。同容疑者は昨年、コロラド州オーロラで発生した強盗事件に関与したとして指名手配されていた。 米麻薬取締局(DEA)と国土安全保障省は28日、ニューヨーク市ブロンクス地区で26歳のアンデルソン・サンブラノパチェコ容疑者を逮捕した。警察が明らかにした。オーロラ警察署によると、同容疑者は昨年8月、防犯カメラの映像から同市の共同住宅で起きた強盗と重罪相当の威嚇で指名手配されていた。 マンハッタン連邦地裁に提出された裁判文書によれば、サンブラノパチェコ容疑者は逃亡中の重火器所持の罪状で起訴された。検察によると、この罪で有罪になれば最長で禁錮15年の刑を言い渡される可能性がある。 同容疑者の弁護士は29日、裁判に関するコメントを控えた。 不法移民取り締まりの職務に精通したある上位の法執行機関の情報筋は、サンブラノパチェコ容疑者が「トレン・デ・アラグア」の高位の構成員だと述べた。この情報筋によれば、今回の逮捕はギャングの構成員と疑われる不法移民を標的にした一連の取り締まりの一環。 新たに任命されたノーム国土安保長官は不法移民の摘発に同行し、それについて自身のX(旧ツイッター)のアカウントに繰り返し投稿した。 トランプ政権が全米で迅速な不法移民摘発に乗り出す中、過去4日間ではサンブラノパチェコ容疑者を含む4000人以上が拘束されている。 バイデン政権では、昨年10月までの会計年度で逮捕された移民の数は1日平均約300人だった。