下着窃盗の元中学教諭に判決 松山地裁
2011年02月03日(木) 愛媛新聞
一人暮らしの女性の留守宅に侵入し下着を盗んだとして窃盗と住居侵入罪に問われた松山市祝谷1丁目、元市立桑原中学校教諭藤本政俊被告(47)の判決公判が2日、松山地裁であった。伊藤隆裕裁判官は藤本被告に懲役1年4月、保護観察付き執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
伊藤裁判官は判決言い渡しの中で「高い倫理観が求められる教職の立場にあって、同種犯罪を繰り返し、教職員への信頼を失墜させかねず社会的影響は大きい」と指摘した。
判決によると、藤本被告は2010年11月14日午後8時25分ごろ、松山市南町1丁目の3階建てマンション2階の接客業の女性=当時(20)=方に、玄関横の無施錠の窓から手を入れ鍵を外して侵入。下着や水着など計約35点(計6万7000円相当)を盗んだ。