長野県佐久市の無人販売のスイーツ店が万引きの被害にあいました。店内の防犯カメラには白昼堂々犯行を行う男の姿が映っていました。 経営者の男性は驚きとともに怒りをあらわにしています。 4日午後3時14分頃、営業中の無人販売の店舗に入ってきた男。 自身が持ち込んだかごの中に次々と商品を入れていきます。 入店から3分ほど、物色を終えると会計をせずに店の外へ。 被害額はおよそ1万5千円、27点の商品を持ち去られたと言います。 経営者の男性: 「自分の家の冷蔵庫かのような感覚で商品を大量にかごに入れられて、堂々とかなりの商品を盗られてしまった、本当に残念な気持ちでいっぱいですね」 佐久市岩村田に24年12月にオープンした「いつでもスイーツ」は、24時間営業で、全国から仕入れたご当地のアイスクリームやケーキなどのスイーツおよそ70種類を販売しています。 客がいつでも気軽に購入できるというコンセプトで、会計は電子決済で行う無人販売の店舗です。 従業員は、週に3回から4回、1日1、2時間程度、商品の補充や清掃のために訪れるのみで常駐していません。 このため、店内にはカメラ4台を設置するほか、掲示物などで防犯対策を行っています。 経営者の男性は: 「(万引きは)初めてだったのでとても憤りを感じてますし、早急に犯人は捕まってもらいたいという気持ちでいっぱい」 警察は被害届を受理し、捜査を始めているということで、経営者の男性は一刻も早い容疑者の逮捕を願っています。