札幌市豊平区のコンビニエンスストアに侵入し、現金104万円などを盗んだとして、大学生の男（20）が逮捕されました。男は、このコンビニの元従業員でした。 建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区に住む大学生、高田翔矢容疑者（20）です。 高田容疑者は、１月10日午前１時半ごろから午前２時半ごろまでの間に、札幌市豊平区のコンビニに侵入し、現金104万円のほか、送金用のカード、金庫の鍵、バッグの鍵、さらに、犯行の様子を録画していたビデオレコーダーの4点（時価合計2万3500円相当）を盗んだ疑いが持たれています。 被害に気づいた店舗の従業員が警察に通報しました。 周辺の防犯カメラや聞き込み捜査などから高田容疑者が浮上、容疑が固まったとして、18日午後逮捕しました。 警察によりますと、高田容疑者は被害に遭ったコンビニの元従業員で、従業員の勤務体制や売上金の保管状況、金庫の鍵の保管場所を熟知していたということです。 調べに対し、高田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、動機については「学費やサラ金の返済、生活費などでお金が欲しかった」と話しているということです。 警察は、高田容疑者の余罪や盗んだ金の使い道について引き続き調べています。