生徒たたき鼻骨折、中学男性教諭停職処分
2009年10月8日21時1分 日刊スポーツ
大阪市教育委員会は8日、中学3年の男子生徒をたたき鼻の骨を折るけがをさせたとして、同市住之江区の市立中学校の男性教諭(48)を9月10日付で停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。
市教委によると、教諭は7月、顧問をしているラグビー部の練習試合を観戦していた生徒が以前からの注意を無視し、髪を染めて私服で校内に入ったとして4回、顔や頭をたたいた。さらに一緒にいた他校の中学3年の生徒を追い掛けて3回たたき、けがをさせた。この生徒は手術のため一時入院し、保護者が大阪府警に被害届を出した。
また市教委は、同校で7月、反抗的な態度を取ったとして1年の男子生徒2人をたたき、うち1人に鼓膜が破れるけがを負わせたとして、男性教諭(23)を9月10日付で減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたことも明らかにした。(共同)