〈「借金が返せなかったら腎臓を売らんかい!!」インタビュー中に2億円をバラ撒いたことも…「闇金の帝王」と呼ばれた男の“あまりに異常な金銭感覚”〉 から続く 「返せんヤツは腹切って腎臓を売るしかないやろ。身を切る返済や。マニラに行って、片っ方の腎臓を取り出して、ほしがってるヤツに高く売るんや」 闇金ビジネスで財をなし、臓器売買にも関与していたといわれる杉山治夫。とにかく金に執着した男の最期とは――。長年、報道カメラマンとして活躍する橋本昇氏の新刊『 追想の現場 』(鉄人社/高木瑞穂編)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/ 最初 から読む) ◆◆◆