保釈中に民家から約4千万円を盗んだ疑いが強まったとして、京都府警が窃盗などの疑いで、住所不定、無職の男(27)=別の窃盗と大麻取締法違反の罪で公判中=を逮捕したことが20日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、昨年12月、京都市山科区の自営業男性の自宅に保管されていた約4千万円などを盗んだ疑いが持たれているという。 府警などによると、男は、2023〜24年に別の窃盗や大麻取締法違反の罪で京都地検に起訴され、24年2月に京都地裁の保釈許可決定を受けて保釈された。しかし、同9月に京都地裁で予定されていた判決公判に出頭しなかったという。 このため、府警が指名手配し、今年1月17日に松江市で男の身柄を確保。正当な理由なく公判に出頭しなかったとして、刑事訴訟法違反(公判期日への不出頭)の容疑で逮捕した。