指紋採取の教諭を減給処分 「処分軽減の嘆願も」
2009.2.16 11:52 産経新聞
三重県四日市市の私立海星高校で１月、男子生徒から携帯電話のメモリーカードの盗難相談を受けた担任の男性教諭（５７）が、同じ学級の生徒２３人から指紋を採った問題で、同校は１６日、教諭を減給１０％（３カ月）の懲戒処分にしたと発表した。また管理監督を怠ったとして校長と教頭をけん責処分とした。
教諭は問題発覚後、担任を外れ謹慎中。同校は「内規上はもう少し厳しい処分が妥当だが、生徒や保護者から処分の軽減を求める嘆願が出るなどしており、今回の処分にとどめた」としている。