行方・小4男児 教諭体罰でPTSDに
2009年2月15日 東京新聞
行方市の小学校で二〇〇七年六月、当時四年生の男子児童(10)が、教務主任だった男性教諭(45)から体罰を受けたことが原因で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症していたことが十四日、分かった。同市教育委員会の一条善恵次長は「体罰はあってはならないことで、申し訳ない」としている。
市教委によると、児童は授業態度に落ち着きがなく、二時限目が終わると「家に帰りたい」と言い出した。男性教諭が「家族が迎えに来るまで待て」と指示したが、児童が言うことを聞かなかったため、教諭が二回、ほおを平手打ちしたという。
児童は間もなく不登校となり、同年九月に医療機関で以前から広汎性発達障害であると診断された。さらに、体罰によるPTSDが分かった。児童は〇八年一月に別の小学校に転校し、登校を再開したという。
一条次長は「集団生活になじめない児童に対しては、家族や専門研修を受けた教諭らを交えて、適切な教育法を考えていきたい」としている。 (伊東浩一)