脅迫文と刃物を送って業務を妨害した疑い 38件の脅迫の容疑を裏付け最終送致

大阪市のボウリング場に脅迫文とカッターナイフの刃を送り、業務を妨害した疑いで逮捕された行政書士の男について、警察は、ほか38件の脅迫事件にも関わった疑いがあるとして検察に送致し、捜査を終結したと発表しました。 大阪市中央区の行政書士、石塚洋容疑者(52)は去年9月、大阪府行政書士会が開く予定だったボウリング大会の会場に「安全に挙行出来るか否かの保障はない」などと書かれた脅迫文書やカッターナイフの刃を郵送し、大会を中止させた疑いがもたれいてます。 警察は2021年ごろから同様の事件が相次いでいたことから捜査を進めていたところ、おととし9月から今年1月までの間、大阪府行政書士会の役員など11人に対し、脅迫文書とカッターナイフの刃が郵送された38件の事件について石塚容疑者の犯行と裏付けて、検察に送致しました。 警察の調べに対し石塚容疑者は「行政書士会の役員として他の行政書士にしっかり指導して欲しいと思ったので、脅迫文書とカッターナイフの刃を送った」などと供述し、いずれの事件についても容疑を認めているとのことです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする