徳島大病院汚職 慶大准教授再逮捕へ 別に100万円超収賄疑い

徳島大病院汚職 慶大准教授再逮捕へ 別に100万円超収賄疑い
産経新聞 2015年1月7日 9時49分配信

 徳島大病院の医療情報システム関連の契約に絡む贈収賄事件で、業者側から現金約160万円を受け取ったとして収賄罪で起訴された元徳島大病院情報センター部長、森川富昭被告(45)=現・慶応大准教授=が、同じ業者側から別に現金100万円以上を受け取った疑いが強まったとして、大阪地検特捜部が近く、収賄容疑で再逮捕する方針を固めたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。

 業者は兵庫県明石市のシステム開発会社「ダンテック」。森川被告は部長在任中の平成22年3月〜24年1月、徳島大病院のシステム関連の随意契約や一般競争入札で有利な取り計らいをした見返りに、ダ社の元代表取締役、高橋徹被告(51)=贈賄罪などで起訴=から3回にわたり、現金計約160万円を受け取ったとして昨年12月に起訴された。

 捜査関係者によると、森川被告は22年以降、徳島大との契約でダ社側に便宜を図る見返りなどとして、これまで発覚した約160万円以外にも、100万円以上の賄賂を受領した疑いが浮上。特捜部は押収した資料を分析するなど詰めの捜査を進めていた。

 森川被告が部長だった24年3月までの約3年間、ダ社は徳島大と総額約1億3500万円の契約を結んでいた。

 一方、森川被告は徳島大病院での診療業務の効率化などへの実績が評価され、内閣府の「医療情報化に関するタスクフォース」の構成員にも選出。24年4月に慶応大に移籍した。

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